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低用量ピルって男性も知ってるべき?

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 投稿日:2020.01.30 更新日:2021.08.02

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  どーも、MOMOです。Twitterを見ていたら低用量ピルに関するツイートが話題になっていました。

https://twitter.com/limited_ol/status/1222366857308434434?s=21

「低用量ピル」という存在は知ってるものの、男であり、女性経験の少ない私にとっては低用量ピルは身近なものではなかったので、今回は男性である私が低用量ピルについて少し調べてみました。

 

 目次

 

 

低用量ピルとは

 低用量ピルとは、経口避妊薬のことです。

 ピルという呼び名が一般的ですが、英語のOral Contraceptives(経口避妊薬)の頭文字を取って「OC」と呼ばれています。

 Wikipediaでは、低用量ピル(経口避妊薬)について以下のように書かれています

 経口避妊薬(けいこうひにんやく、英語: combined oral contraceptive pill (COCP)、oral contraceptive (OC))とは、主に避妊に用いられる女性ホルモン剤。ピルとも呼ばれる。ピルと言った場合、通常低用量ピルを指す。

 1960年代にアメリカ合衆国で開発され、広く普及した。

 世界で1億人の女性が服用するとされるが、使用状況は国ごとに大きく異なる。アメリカでは1200万人の女性が使用し、イギリスでは16 - 49歳の女性の3分の1が内服している。成分にエストロゲンプロゲステロンが含まれ、これにより排卵を抑制する。

 日本では、以前から治療目的の、ホルモン量が低用量ピルの10倍程度の中用量ピルが認可されていたが、1999年(平成11年)になって、ようやく避妊目的の低用量ピル(oral contraceptive (OC))が認可され、2008年(平成20年)に月経困難症の治療薬として認可された。
 生理開始日から、1日1錠を決まった時間に21日間服用し、その後の7日間服用を休む周期が基本となる。
 日本で経口避妊薬を入手するには、医師の診察を受け、健康状態を考慮して、処方箋を受ける必要がある処方箋医薬品である。

Wikipediaより引用)

 この説明を読む限りでは、欧米に比べて日本では低用量ピルの認可や普及が遅れているようですね。上記で紹介したツイート主もフランスでは初潮と同時に飲み始めるのがスタンダードと言ってますが、ヨーロッパなどでは日本よりも低用量ピルというものが身近なものなのかもしれません。

 

エストロゲンプロゲステロンについてはこちら

低用量ピルに含まれる「エストロゲン」と「プロゲステロン」って何? - MOMO BLOG

 

 

低用量ピルのメリットとデメリット

 低用量ピルを使うことで以下のようなメリット、デメリットがあるようです。

 参照元ピル(低用量ピルOC) | 産婦人科クリニックさくら

 

 メリット

 ・避妊効果が期待できるので妊娠の不安から解放される。
 ・月経周期が規則的になる。
 ・月経痛や月経前症候群(=PMS、いらいらなど)が軽くなる。
 ・出血期間が短くなり、月経量も減る。
 ・にきびや多毛症がよくなる。
 ・子宮内膜症の痛みが軽くなる(月経痛、月経以外の下腹痛・腰痛)。
 ・子宮内膜症の病巣(卵巣チョコレート嚢胞)が小さくなる。
 ・子宮内膜症の術後の服用で、再発が減る。
 ・良性乳房疾患が減る。
 ・異所性妊娠(子宮外妊娠)、卵巣のう胞などが減る。
 ・卵巣がんのリスクが減る。
 ・子宮体がんのリスクが減る(服用を中止しても、その効果は持続する)
 ・大腸がんのリスクが減る。

 

 デメリット

 ・軽い吐き気
 ・周期の途中に起こる軽度の出血、時に長期。
 ・頭痛
 ・倦怠感
 ・乳房の張り
 ・血栓症

 

 避妊や月経による負担を軽減できる一方で、人によっては吐き気、頭痛、血栓症などのリスクもあるようです。

 

 

低用量ピルの副作用として起こった血栓症の事例

 また、低用量ピルの副作用として起こった血栓症の事例がWikipediaで載っていたので紹介します。

 日本ではバイエル薬品の超低用量ピル「ヤーズ」により、2013年6月に服用した20歳代の女性が頭蓋内静脈洞血栓症で死亡した。その女性は、婦人科で月経困難症の診断で超低用量ピル「ヤーズ」を毎日1錠内服するよう処方された。2日目に頭痛が起こり、6日目には頭痛、吐き気、動悸など体調不良がひどくなったため内科受診し、吐き気止めと胃腸薬を処方された。9日目に頭痛・嘔気・ 食欲不振が続くため、内科受診し精神安定剤を処方された。当初の婦人科も受診した所、ヤーズ内服を総内服量7錠の時点で中止し、脳外科受診を勧められた。嘔吐、歩行困難もあったが検査予約して帰宅。10日目体動困難となる 。11日目の朝ベッドの上で失禁状態で発見され、病院へ搬送された。意識レベル低下し痙攣もあり、CT所見より脳静脈洞血栓と診断された。抗凝固剤のヘパリン治療開始。12日目に呼吸不全となり気管挿管施行。13日目に死亡した。

 その後2人目の死亡者が発生した。

 10代後半の女性であり、投与開始から526日目に肺動脈塞栓症で死亡したと推定されている。ヤーズは月経困難症と子宮内膜症の治療のために、ロキソプロフェン、レバミピドとともに処方された。 初回投与から526日後に、患者が外出して下宿に帰宅した後に連絡が途絶え、その3日後に下宿内で死亡しているのが発見された。解剖の結果肺動脈の本幹に血栓があり、肺動脈塞栓症が死因と確定。初回投与の499日後に2シート(56錠)を最終処方しており、36錠残っていた。

 医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、処方時には患者に血栓塞栓症のリスクについて説明するとともに、新たに作成した「患者携帯カード」を渡すよう求める文書を掲載した。

 2013年10月には、日本産婦人科医会が女性ホルモン剤使用中患者の血栓症に対する注意喚起を行った。また、1例目の死者が出た時点で、87人が副作用で血栓塞栓症になったと報告された。その後、同年12月に肺と足の血栓症により40代女性が死亡した。  

Wikipediaより引用)

 血栓症発症を未然に防ぐためには、産婦人科でピル服用前、服用中に必ず定期検査を受ける必要がありそうですね。

 

 

低用量ピルの価格

 病院では、低用量ピルは2,000~4,000円前後で出してもらえるようです。

 低用量ピルは処方箋薬なので、医師の診断の後、発行してもらった処方箋を持って薬局に行き購入することができます。

 

 

男性が低用量ピルを飲むとどうなるのか

 低用量ピルは女性向けのものですが、男性が飲んでしまうとどうなるのかについても検索して調べてみました。

 男性が服用した場合は、「男性ホルモンを抑制する働きによって、男性的な部分が徐々に退化し、胸が隆起し骨盤廻りやお尻などに脂肪が蓄えられ、丸みを帯びた女性らしい体つきに変化する」と書かれているサイトなどもありますが、男性ホルモンであるテストステロンの分泌量を抑えるので精子数が減る可能性や副作用で脳卒中心筋梗塞などのリスクが高くなるだけという注意を促しているサイトもあるので、男性はむやみやたらに低用量ピルを飲んではいけないようです。

 

 

 

低用量ピルに関するツイート

 低用量ピルについて検索して出てきたツイートを一部紹介します。

 

 

まとめ

 今回、低用量ピルについて少し調べてみて低用量ピルを使うことでのメリットやデメリットについて知識が増えました。実際に男性が低用量ピルを使うわけではありませんが、ある程度低用量ピルについての知識があるだけでも交際している女性や結婚相手の女性との関係をよくすることにつながるかもしれません。

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