投稿日:2020.05.25
出典:Wikipedia
どーも、MOMOです。
YouTubeで主に魚釣りと昆虫の動画を配信している「おーちゃんねる」というチャンネルの動画を観ていたら「ウチダザリガニ」というザリガニが出てきました。アメリカザリガニはもちろん身近ですが、「ウチダザリガニ」は初めて聞きました。
今回はその「ウチダザリガニ」についてちょっと調べてみました。
目次
ウチダザリガニとは
ウチダザリガニとはどんなザリガニなのかWikipediaで調べてみると次のように説明が書かれていますが、ざっくりというとアメリカザリガニより大型で緑褐色、青褐色のザリガニのようです。
ウチダザリガニ (Pacifastacus leniusculus trowbridgii) は、エビ目(十脚目)・ザリガニ下目・ザリガニ科に分類される北米大陸原産の甲殻類の淡水ザリガニの一種で、標準和名はウチダザリガニ。
日本には天然分布していない外来種。環境省指定特定外来生物で、同種のタンカイザリガニ P. l. leniusculus と共に日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。
帰化が確認された際、北海道大学教授の内田亨の手持ちのザリガニの標本が種の同定に役立ったため、献名され和名となっている。前後して、滋賀県の淡海湖でも同種が確認され、タンカイザリガニと同定された。当時は、ウチダザリガニ(Pacifastacus trowbrigii)とタンカイザリガニ(Pacifastacus leniusculus)を別種として扱っていたが、現在この2種は同種またはごく近縁の亜種と考えられている。その場合、種は英名からとられたシグナルザリガニPacifastacus leniusculusとして、北海道の個体群を亜種ウチダザリガニ P. l. trowbrigii 、淡海湖の個体群を亜種タンカイザリガニ P. l. leniusculus としている。
体長は15cm程度になり、ニホンザリガニやアメリカザリガニと比較してやや大型。頭胸部前端が3本の棘状になっている他、第一胸脚(はさみ)の可動肢によく目立つ白い斑点があるのが外部形態上最大の特徴である。ただ、成体では見分けやすいこれらの特徴が若齢幼体ではやや不明瞭である。
体色は緑褐色の個体がよく見られるが生息環境によって異なり、緑褐色、青褐色など様々である。引用元:Wikipedia
ウチダザリガニの生息地は
国立環境研究所(ウチダザリガニ / 国立環境研究所 侵入生物DB)によると
農水省により,優良水族移植(食用)としてアメリカ北西部のコロンビア川流域から日本に持ち込まれた.北海道東部の摩周湖で養殖が成功し,その後分布を広げた
と書かれています。
分布図はこちら。北海道と一部の県に分布が確認されているようです。
茨城にはウチダザリガニはいるのか?
国立科学研究所の分布図によると茨城県にはウチダザリガニが分布していないことになっているようですが、茨城にはいないのか調べてみました。
ネットで検索してみると、茨城でウチダザリガニを見つけたとか捕獲したというのは見つからず、「千葉の利根川水系で生息が確認されているらしいから、利根川水系で探せば居るかもしれないけど、個体数は少ない」という書き込みくらいでした。
利根川水系にウチダザリガニはいるようなのできっと茨城の利根川水系付近にはいることでしょう。
利根川の新たなメインベイトはウチダザリガニだろ 流行るべ pic.twitter.com/yTngUoQfuP
— ペスカトーレN (@YOKOHAMANORI) 2019年12月18日
ウチダザリガニは食べられるのか
ウチダザリガニは元々食用に輸入されたので食べることができます。
「ウチダザリガニ」と検索して検索結果の上位にこちらのページが出てきましたが、どうやらアメリカザリガニよりも美味しいようです。
ただ問題点は外来生物法にて特定外来生物に指定されているウチダザリガニは生きたまま移動することができないので、生きたまま持ち帰って泥抜きなどをすることができないという点です。原則、ボイルや冷凍でしか入手することができません。
さらにX(旧Twitter)で検索してみると、ウチダザリガニを食べたり、料理として出しているお店の投稿もいくつか見つかりました。
コース料理とは別のオススメの一品は『ウチダザリガニ』。
— kasuizu-mam (@KasuizuM) 2019年8月19日
北海道阿寒湖で外来生物で繁殖してマリモも被害に遭ったりと環境問題になりました💦今では捕獲してお土産や高級食材として食べられるようになり、数も減ったそうです。 pic.twitter.com/lRnYYF6HE4
『天皇の料理番”秋山徳蔵も使っていたザリガニ料理』
— ビストロ シャルム (@bistrocharme031) 2019年11月16日
秋山徳蔵さんは北海道のザリガニ、品種が同じ大野の九頭竜湖の『ウチダザリガニ』を #ビストロシャルムで食べれます。
色々試作してようやく完成した『奥越オマール料理』#ビストロシャルム #奥越フレンチ #村田勝俊 pic.twitter.com/JQoAY1GhjM
ウチダザリガニを初めて食べました んめー pic.twitter.com/f8K6l4LCO5
— 虫 (@Xi9lT) 2023年12月25日
😋#飛び出るメシテロ IN支笏湖‼️
— たーちゃん (@ddPD95rvjtp73Yc) 2024年5月9日
いやぁぁぁぁぁ😁😁😁久々の快晴☀
今日は支笏湖畔
【ポロピナイ食堂】で遅めのランチ🎣
メニューは【ウチダザリガニのトマトクリームパスタ】🍅🍅🍅
ご覧ください🤭🤭🤭絶好のロケーション(笑)(笑)… pic.twitter.com/rMp5F8u3od
ウチダザリガニ pic.twitter.com/3QxtCzXhse
— WSuehiro (@suehiroi) 2024年3月21日
ウチダザリガニモデルのルアー
ブラックバス釣り向けのルアーでウチダザリガニをモデルとしているルアーもあります。
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まとめ
今回は、ウチダザリガニについてざっくりとまとめてみました。アメリカザリガニより大型で美味であるウチダザリガニをリアルでも見たくなりました。甲殻類アレルギーの私は食べられませんがどんな味なのか気になります。
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