どーも、 MOMOです。
2020年5月21日の朝、Twitterでは「黒川検事長」や「賭け麻雀」などのワードがトレンドになりました。
東京高検の黒川弘務検事長(63)が新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言が出ている5月初旬に産経新聞記者や朝日新聞社員とマージャンをしていたと週刊文春(電子版)が20日に報じたことを受け、黒川氏が法務省の聞き取り調査に対し、賭けマージャンをしたことを認めたことがわかった。
今回は、今さらかもしれませんが黒川検事長ってどんな人物なのか、賭け麻雀は違法なのかを改めて調べてざっくりとまとめてみました。
黒川弘務検事長とはどんな人物?
黒川弘務検事長についてネットで検索してみると、Wikipediaに載っていました。
ざっくりというと東京大学法学部出身で検事としてエリートコースを歩んできたようです。
黒川 弘務(くろかわ ひろむ、1957年2月8日 - )は、日本の検察官、法務官僚。法務省大臣官房長や、法務事務次官、東京高等検察庁検事長を歴任した。
東京都出身。早稲田高等学校を経て東京大学法学部第1類卒業。司法修習35期。
1983年、検事任官、東京地方検察庁検事。新潟地方検察庁、名古屋地方検察庁、青森地方検察庁等の地方検察庁に勤務。のち法務省に異動、司法制度改革で中枢的な役割を担った。
2001年12月 法務省大臣官房司法法制部司法法制課長。
2005年1月 刑事局総務課長。
2006年7月 大臣官房秘書課長。
2008年1月 大臣官房審議官。
2010年8月 松山地方検察庁検事正。
2010年10月 大臣官房付に異動、検察の在り方検討会議事務局を担当。
2011年8月 大臣官房長。
2016年9月5日 法務事務次官。
検事長とは
検事長というのはどんな立場なのか調べてみると、検察官には「検事総長」、「次長検事」、「検事長」、「検事」及び「副検事」という5種類の職階があり、「検事長」は、高等検察庁の長として、その高等検察庁と管轄内の地方検察庁や区検察庁の職員を監督する立場のようです。
知人との賭け麻雀報道
黒川検事長は2020年5月20日、新型コロナウイルス感染症流行拡大に伴う緊急事態宣言が出されている期間中、同月1日から2日、および13日にかけて東京都内の知人の新聞記者の自宅を訪問し、産経新聞社の記者2人と朝日新聞社の元記者とともに賭け麻雀をしていた疑いがあると『週刊文春』に報じられました。
賭け麻雀は違法なのか?
賭け麻雀が違法であることは誰もが知っていることだとは思いますが、改めて賭け麻雀は違法なのかネットで検索してみると、検索上位にこちらのページが出てきました。
こちらの記事によると、やはり賭け麻雀は違法と書かれています。
日本の法律で賭け麻雀は違法です。
刑法第185条で賭博が禁止されており、わずかな額でもお金を賭けて麻雀をした段階でそれは刑法違反にあたります。
第百八十五条 賭と博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。(引用元:e-Govウェブサイト)
「一時の娯楽に供する物」とは、判例によると飲食物・お菓子・タバコなどすぐにその場で消費できるようなものや価格の低いもので、お金そのものを賭けている場合は違法になるようです。
「負けたらおごり」程度なら違法にはなりませんが、金銭を賭けた賭け麻雀はどんなに低いレートであっても原則違法になります。
まとめ
今回は、黒川検事長という人物や検事長という立場、賭け麻雀の違法性についてざっくりとまとめてみました。このような社会的立場の人物が賭け麻雀をしていたと報道されると影響力がとても大きいですね。
お読みいただきありがとうございました。