投稿日:2019.06.14
どーも、子どもの頃ハゼ釣りするのが好きだったMOMOです。
飼育している生き物たちの動画や野外での生物採集の動画などをアップしている「ちゃんねる鰐」さんのこの動画を観てたら、オヤニラミのことを知りたくなったので今回はオヤニラミについてまとめました。
目次
オヤニラミってどんな魚?
オヤニラミがどんな魚なのか検索してみると魚類図鑑というサイト(魚類図鑑・オヤニラミ)ではこのように書かれています。
出典:魚類図鑑・オヤニラミ
オヤニラミはスズキ目ケツギョ科に属する淡水魚で、保津川・由良川より西の本州、四国北部、九州北部のほか、国外では朝鮮半島南部にも自然分布している。
体は側扁していて、尾びれの後縁は丸い。
口は大きく、腹びれ・背びれ・しりびれの軟条部は赤く、背びれにはとげがあり、うろこは大きい円鱗をしている。体色には変化があるが、ふつうは褐色をしている。
また、学名の「kawamebari」は長崎地方の呼び名である「カワメバル」に由来しているが、全体として海水魚のメバル類に似た感じがする。鰓ぶたの端には、眼よりやや大きい黄色く縁取られた縦長の斑紋があるのが特徴で、眼から後方に向けて暗い朱色の筋が放射状に伸びている。
成長すると全長13~15cm程度になり、ふつうは体に6~7本の横縞があるが、オヤニラミは黒っぽいものや黄褐色のものなど、体色の変化が激しく、縞が判別できないものもいる。
河川の中流域やその支流となる小川や用水路などに生息し、水が澄んで流れの穏やかな場所を好むが、川底がほとんど砂というような場所では見られず、水草の多い、水深50cm前後の岸近くに多く見られる。
食性は甲殻類や水生昆虫、小型魚類などを食べる肉食性で、動くものには素早く反応して、大きな口で丸呑みする。
群れはつくらずに、雄雌ともに一年を通して縄張りを持った単独生活をする。
縄張りに近づいたものに対しては激しく攻撃するが、産卵期の雄は産卵基質を中心にした縄張り意識が特に激しい。繁殖期は5月を盛りにして4月下旬~9月で、雄はヨシなどのしっかりとした水草の茎を掃除し、それを中心に縄張りをつくる。
雌は粘着性の卵を1列に並べて産みつけるが、産卵を終えた雌は追い払われ、雄が卵を守る。ふ化するまでの間、雄は近づく魚などを追い払ったりして卵を守るが、胸びれで水を送ったり、死んだ卵を口で取り除いたりして世話をする。
また、オヤニラミのこのような習性を利用して、ムギツクなどはこれらの巣に卵を産みつけ、自分の卵を守ってもらうことがある。卵は2週間ほどで孵化するが、稚魚ははじめの間は雄に守られて群れで生活している。1年で全長5~6cmほどに成長し、寿命は5年程度と言われている。
オヤニラミは生息地の開発や河川の水質悪化、人為的に移入されたブラックバスやブルーギルなどの外来種による食害などによって、近年では生息数が減少しており、絶滅危惧I種(環境省レッドリスト)に指定されているほか、自然分布地域の府県などでも希少野生生物や絶滅危惧種に指定されている。
その反面、食用に利用されることはほとんどないが、観賞用として飼育されることがあり、これが遺棄されたものなどが各地に広がることが懸念されている。現在、東京都、愛知県、滋賀県などにオヤニラミが移入されているが、滋賀県では指定外来種、愛知県では公表移入種に指定されている。
ところで、魚の名前には変わったものが多いが、標準和名の「オヤニラミ」は、雄が卵を守る様子・「親がにらみを効かす」ということからつけられたと言われているが、和名の由来には諸説がある。
関東にもオヤニラミ!?
東京にも移入されているというので、Twitterで「オヤニラミ」で検索してみると、オヤニラミを捕まえたり、飼育している方のツイートが出てきました。
オヤニラミが多摩川にいると聞いて行ったら簡単に取れました! pic.twitter.com/ChJ14zZuaQ
— りんく@NSW (@rink777y) 2019年6月11日
多摩川産のオヤニラミ(国内移入種)無事獲れました!
— 奇々海貝 (@Wunderkammer124) 2017年10月1日
これは本当に嬉しい。獲れて本当に良かった! pic.twitter.com/WdkTwhm369
今日は、ツイッターを通じて知り合った東京大学生の方の研究に協力させて頂きました❗️
— 桐朋生物部 (@TDKTOHObiologyc) 2017年8月10日
彼の研究に必要な多摩川水系のオヤニラミの採集を行いましたが成果は上々(°▽°)
研究に関わらせていただこの経験は、本当に貴重なものです。こんな私たちにお声掛けいただき、ありがとうございました‼️ pic.twitter.com/M7aDV7Ldbr
昨日多摩川水系で捕ってきたオヤニラミです!
— 桐朋生物部 (@TDKTOHObiologyc) 2017年4月24日
関西の魚なので外来種ですね〜 pic.twitter.com/OqUXIzqKh7
噂には聞いていたがホントに多摩川でオヤニラミ捕れるとは驚驚!
— 等松弘貴 鳥漬け鳥スキーです (@attackoncrow) 2021年6月24日
テイクアウトです☺️
本日のメインターゲット捕獲完了‼️ pic.twitter.com/oXQS4LSfWF
東京都や神奈川県を流れる多摩川でオヤニラミを捕まえている人がいるようですね。関東に移入されていることが分かります。
オヤニラミの釣り方
オヤニラミを釣ることはできるのか気になって検索してみると、オヤニラミの釣り方や釣った方の記事やツイートが出てきました。
高麗オヤニラミ
— タンジェリーナ🍊ユミコ (@marulove0718) 2019年6月5日
最終日はまだ釣れていなかった高麗オヤニラミ狙いにチェンジ𓆟スピナーに反応がよくてソガリ狙いには外道だけど美しい´`* pic.twitter.com/tFYLRO8awX
オヤニラミ釣り https://t.co/Pk7VyDAVrz
— Kazuho (@high_wind77) 2021年5月14日
ミミズなどのエサ釣りでもちろん釣れるようですが、オヤニラミは肉食魚なのでスピナーやジッグヘッドにワームなどの小型のルアーを使ったルアー釣りでも釣れるようです。
トラウト用のロッドでアジング・メバリング用の小型サイズのワームとか使ったら釣れて面白いんではないかと思いました。
ちなみにブラックバス用のルアーでは、オヤニラミカラーも出ています。
カラーが出ているということは、オヤニラミがブラックバスのエサになってしまっているということでもありますね。
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オヤニラミっていくらで売ってるの?
オヤニラミを買うことができるのか調べてみるとペットショップで2,000円前後で買うことができるようです。※2019年6月時点での価格です。
ちなみにAmazonでは1,300〜2,500円くらいで売っていました。(配送料除く)
楽天でも2,000円くらいで売っていました。(配送料除く)
1匹2,000円を超えるので、オヤニラミの人気の高さや価値の高さを感じます。
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まとめ
今回は、オヤニラミについてまとめました。
元々は関西や朝鮮半島に生息しているオヤニラミだったようですが、近年は関東にも移入されてしまっている国内外来種のようです。見た目のかっこよさなどから飼育している方も多いようですね。
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